【2020年】WordPressテーマTCDは新エディター「Gutenberg」に対応しているの?
「初心者でも簡単スピーディーに構築できるTCD独自の高機能」も売りですが、新しいエディターへの対応はどうなんでしょうか? カスタマイズや操作性など、購入を検討する上でも重要な点です。もちろんすでにTCDテーマを購入している方も気になるところです。
WordPressテーマ「TCD」は
新エディター「Gutenberg」に対応しているの?
WordPress5.0は2018年12月6日にリリースされ、新しいエディター「Gutenberg」が正式に導入されました。そして2020年8月12日、WordPress 5.5がリリースとなり157件の機能の強化、307件のバグ修正に対応しました。新エディターGutenbergが正式にお披露目となってから、すでに2年近くになります。
新しいエディター「Gutenberg」はブロック型エディターですので、HTMLの記述なしに各要素のブロックを組み合わせることでページを構築できます。圧倒的にクラシックエディターと比べて直感的で、作業効率UP、初心者でも使いやすい時代に合わせたエディターです。
古かったインターフェイスのクラシックエディターに慣れてしまった場合、初めは戸惑うかもしません。セキュリティ面もありますのでWordPressをアップデートして最新の状態でサイトを運営するのは当たり前のこと。これまでクラシックエディターを使っていたなら慣れるのも時間の問題です。
Gutenberg(グーテンベルク)はどれくらいWordPressユーザーに使われているか
2021年末、ワードプレスのClassic Editor(クラシックエディタ)のサポートが終了することもあり…
サポートが2021年12月31日で終了するクラシックエディター。上記の記事をみると新エディターGutenbergに対して「2020年3月にツイッターで実施したアンケートでは、Gutenbergへの移行は進んでいない。あくまでも参考材料として。」なんか若干消極的に感じるのは残念。この結果でなくとも、クラシックエディター派へのサポートは大切になるのですが。
この先サポート終了以降の2022年から、代替プラグイン「Disable Gutenberg」でクラシックエディターを使えたとしても、WordPressの標準はあくまでも新エディターのGutenbergです。
WordPressの新しいエディター「Gutenberg(グーテンベルク)」とは?
TCDオリジナル「クイックタグ機能」は
新エディターで使えない!?
有料テーマを購入する場合こちらも気になる所。テンプレートをセットしていざ投稿となり、見出しや画像、色にレイアウト、文字の装飾など、SEOを意識したWebライティングを心がけることで、読みやすい印象になりアクション率を高めます。SEO対策が気になるなら重要です。この一連の作業が時間がかかる。もっとスムーズに時短できたら初心者でなくとも嬉しいはずです。
そこでTCDテーマで編集作業がスムーズに行えるのが「TCDオリジナルのクイックタグ機能」です。それについては、下記の内容がアナウンスされています。
WordPress5.0(Bebo)へバージョンアップ後、
https://tcd-theme.com/
不具合があった場合の対応について
※HTMLタグを多用したページの場合、一度Gutenbergによって変換されてしまうとdivタグがなくなったり影響範囲が大きい可能性があります。バージョンアップ前のバックアップは取得しておくようにしましょう。なおGutenberg(グーテンベルグ)の仕様上、TCDオリジナルのクイックタグ機能は、ブロックエディターではご利用いただけなくなります。ご活用いただく場合は、Classic Editorを適用いただくか、ページビルダー内にてご利用くださいませ。
この内容ですと、新エディターで簡単に利用することは今後も難しそうです。素敵なテーマ、アップデートなり改善しないと勿体無いと思いました。現状は、独自の機能性を活かしたスムーズな投稿をするなら、これまで通りにクラシックエディターを推奨しているイメージです。
また上記記事には “WordPressのバージョンアップを行うとテーマ対応、プラグイン対応が上手くいっておらず、不具合が発生する場合があります。その場合はダウングレードを行うなど応急的な対応をして、最新のWordPressバージョンへの対応完了通知を待つことになるでしょう。TCDテーマを使用の皆様につきまして、現状はClassic Editorのご利用を推奨しております。※問題があるTCDテーマに関しまして、新エディターGutenbergへの動作検証、修正対応が済み次第、テーマのバージョンアップにてご案内をさせていただきます。(2019年12月6日最終の更新情報)” とのこと。
いくつか新しいTCDテーマには「新クイックタグ(Gutenberg対応)」があります。各テーマページ下部のテンプレート内容から、「新クイックタグ」に対応しているか?購入を検討している場合は確認してみてはどうでしょうか。
この記事のまとめ
これから有料テーマを買う場合は「できるだけ新しいものを選ぶ(できれば2019年以降にリリースされたテーマ)」「Gutenbergに対応しているか確認する」テーマの機能性を有効に使うには、この二点に注意した方が良さそうです。
もちろんブロックにはクラシックやカスタムHTML、ショートコードなどがあるので、お気に入りのブロックを作って再利用ブロックに追加することで簡単に使うこともできます。初心者の方は、エディターに慣れることも大切です。
とは言え、TCDテーマに限らず新しく買ったテーマが標準エディターのGutenbergに対応していないと「なんか買った家電がじつは型落ちだった…」損な気もします。型落ちは安くなる!! もしかしたらWordPressの有料テーマもセールになるかも!?
ちなみにこのサイトはTCDテーマですが、新エディターのみで投稿しています。
なれたけど、ちょっと大変。
【2020年】WordPress有料テーマTCDの評判と感想